シミを消す方法

日焼けによるシミを消す方法はある?対策とアフターケアまとめ

紫外線を浴びると日焼けをします。日焼けをすることでシミができてしまうことがあるのです。日焼けをした後には、しっかりと対処しなければなりません。ここでは、日焼けによってシミができる理由から治療法、対策までご紹介します。

なぜ日焼けをするとシミができるのか

紫外線を浴びると、肌を守るためにメラノサイトからメラニン色素が分泌されます。メラニン色素は黒い色素で、肌に沈着するとシミになります。メラニン色素は肌の奥に沈着していますが、肌のターンオーバーによって肌の奥の細胞は肌の表面へと押し上げられることで、肌が黒くなります。

通常では、肌のターンオーバーによって自然に排出されるのですが、なんらかの理由でターンオーバーが乱れていると、肌に沈着したままになります。

日焼けによるシミの特徴

日焼けによるシミには、老人性色素斑と光線性花弁状色素斑があります。老人性色素斑は、紫外線を浴び続けることによって皮膚の表皮細胞が老化し、メラニン色素が過剰に作られることで起こります。

光線性花弁状色素斑は、肩および上腕から上背部にかけて数mm~1cm大のシミが多数できるもので、色白の人によくみられます。色白の人はメラニン色素の分泌が少ないため、紫外線による影響で水ぶくれが生じることもあります。そのような強い日焼けをした数ヶ月後に光線性花弁状色素斑が現れることがあるのです。

日焼けによるシミを消す方法

日焼けによるシミを消す方法には、メラニンに作用する成分が含まれる化粧品を使ったスキンケアと、メラニンの排出を促すレーザー治療があります。

スキンケア

厚生労働省で認可されている美白成分を含む化粧品でスキンケアを続けることで、シミを薄くできる可能性があります。下記のような成分があります。

トラネキサム酸
シミの一種である肝斑の治療薬にも使われている成分です。
ビタミンC誘導体
皮膚への浸透性を高めたビタミンCで、メラニンを還元する作用があります。
プラセンタエキス
動物の胎盤から抽出される成分で、メラニンの生成を抑えたり代謝を促したりする働きがあります。

他にも、リノール酸やアルブチン、ルシノール、マグノリグナンなどがあります。

レーザー治療

メラニンを還元するレーザーをシミに当てることで、シミを薄くできる可能性があります。シミが肌の奥でできている場合には、数ヶ月かけて何度もレーザーを照射しなければなりません。1回の照射にかかる費用は1~2万円程度ですが、照射回数が増えれば増えるほどに費用がかかります。

光線性花弁状色素斑には、美白化粧品よりもレーザー治療の方が効果的とされています。

詳しくは、「レーザー治療・光治療でシミを直接消す」をご参照ください。

シミを作らないための紫外線対策

シミを作らないためには、紫外線対策をして肌を守る必要があります。紫外線対策は日焼け止めクリームを塗る以外にも方法があります。

日焼け止めクリーム

日焼け止めクリームを選ぶ際には、SPFとPAに注目しましょう。SPFは、UV-Bが皮膚の表面に影響を及ぼすまでの時間をどれだけ引き延ばせるかを示しています。PAは、皮膚の内部へと届くUV-Aをどれだけ防げるかを示しています。

短時間の外出であれば数値が低いもので構いませんが、海水浴や炎天下でのスポーツなどをする場合は数値が高いものを選びましょう。また、日焼け止めクリームが塗れていないところは日焼けをしてしまうので、ムラなく伸ばすように塗ってください。汗をかくと日焼け止めクリームが流れてしまうので、こまめに塗り直すことが大切です。

サングラス、日傘、帽子などのグッズ

日傘や帽子で紫外線をシャットアウトするとともに、サングラスをかけることをおすすめします。これは、角膜が日焼けをすることで、メラニン色素を分泌するよう脳から命令が出されてしまうからです。

紫外線対策に良い食べ物

紫外線に対して強い肌を作るために、ターンオーバーを促したり、活性酸素を抑えたりする栄養を摂ることが大切です。具体的には、ビタミンやミネラル類、抗酸化作用のあるビタミンAとビタミンC、ビタミンEを含む食べ物があげられます。

注意点

生理前になると、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増加します。その影響で紫外線に対する感受性が高まるため、生理前は紫外線によるシミができやすくなります。生理前は特に重点的に紫外線対策をしましょう。

日焼け後にシミを作らないためのアフターケア

できるだけ日焼けをしないことが大切ですが、もし日焼けをしてしまったのであれば、しっかりアフターケアをする必要があります。日焼けを受けた直後やその日のうちは肌が非常に弱っているので、肌に刺激が及ばないように注意しつつ保湿と冷却で対処することが大切です。

冷却と保湿

日焼けはやけどしているのと同じ状態であるため、まずは冷却が必要です。炎症が落ち着いてから美白ケアをしましょう。保湿をして肌が刺激を受けにくい状態を作ることも大切です。

水分補給

日焼けによって肌の水分が奪われると、表皮が剥がれます。スキンケアによる保湿だけでは不十分なので、積極的に水分補給をして体の中からもアプローチをかけましょう。